家計を預かる専業主婦は、自分で自由に使えるお金がない時にカードローンを利用する人が多いようです。
既にカードローンを利用しているのなら急な時も借り入れは出来ますが、新規でカードローンに申し込んで借り入れをするとなると、審査や融資までにかかる時間が気になるところですよね。
ここでは、専業主婦が借り入れできるカードローンの紹介、新規で申し込む時に必要なことや、銀行と消費者金融のメリット・デメリットについて説明します。
これからカードローンの利用を検討している方は参考にしてくださいね。
専業主婦でも即日融資を受けれるカードローンは?
カードローンは、銀行カードローンと消費者金融カードローンの2種類あります。
パートなどの収入がある主婦ならどちらも申し込めますが、本人の収入の無い専業主婦の場合は総量規制が対象にならない銀行カードローンしか申し込めません。
「総量規制」とは、年収の1/3までの借り入れができる制度で、お金の借りすぎや滞納や延滞などを防ぐ制度です。
銀行カードローンと消費者金融カードローンについて、もっと詳しく説明しましょう。
銀行カードローン
銀行カードローンは、総量規制が対象外のため、自分の収入の無い専業主婦でも申し込むことができます。
これは「収入が無くてもOK」と言うことではなく、配偶者に安定した収入があって「妻が働かなくても生活ができる」と判断されるからです。
しかし、残念ながら銀行カードローンは2018年から即日融資が不可能になったため、最短で借りれるとしても審査に通った翌日以降で、すぐにお金が必要な方にとっては利用しにくいというのが現実です。
融資してもらいたい場合は、それなりに準備をしておく必要があります。
- 口座開設をしておく
- 必要な書類を用意しておく
- インターネットから申し込む
これだけを準備しておくだけでも、かなり早くに融資を受けられますよ。
銀行カードローンのメリット・デメリット
銀行カードーローンのメリットとデメリットについて解説します。
メリット
銀行カードローン消費者金融と比べると金利が低く、自分の収入の無い専業主婦でも申し込めることです。
ネットバンキングなら、ネットで全ての手続きができるので、家族に内緒で利用したい方にとっては利用しやすくなっています。
住宅ローンや自動車ローンを組む時にも、消費者金融のカードローンよりも印象が良く、同系列の銀行の審査なら通りやすくなります。
デメリット
銀行カードローンは、最短でも融資が開始されるのは審査の翌日になるため、突然お金が必要になったときなど本当に現金が必要な時に頼れないことです。
そして、ネットバンキングの場合は、インターネットをしていない方には使えないため、利用できる人が限られてきます。
消費者金融カードローン
消費者金融のカードローンは、パートなど毎月安定した収入のある主婦なら申し込むことができます。
総量規制の範囲内での融資になりますが、ほとんどの場合は100万円が限度額と思っていた方がいいでしょう。
審査が終了してすぐに融資が始まる金融会社もあり、その最短60分で融資が開始というところもあるので、すぐにまとまったお金が必要な人にはありがたいサービスと言えましょう。
消費者金融カードローンのメリット・デメリット
消費者金融カードローンのメリットとデメリットについて解説します。
メリット
消費者金融カードローンのメリットは、即日融資どころかスピード融資で1時間以内で借り入れが可能な会社も多いことです。
人生、いつ突然まとまったお金が必要になるかわからないので、そんな時にお金を貸してくれるところがあるのは、やはり心強いですよね。
デメリット
自分の収入の無い専業主婦は借り入れができないことや、銀行カードローンよりも金利が高いこととが挙げられます。
また、住宅ローンなどを借りる時に消費者金融から借り入れがあると審査に通りにくいということです。
そのため、住宅ローンを組む時に消費者金融から借り入れがあるときは、銀行カードローンに借り換えする必要があります。
専業主婦が即日融資可能なカードローン申し込みに必要な書類
専業主婦がカードローンに申し込み場合、収入のある配偶者の給与などを証明するものが必要と思う方も多いようですが、ご安心を!必要なのは、申込者本人が確認できる書類だけです。
こちらの書類のいずれかが必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険証
- 特別永住者証明書
- 在留カード
主婦がカードローンに申し込んだ場合の在籍確認は、本人の携帯電話か、行われないところもあります。
ほとんどの方が、家族に内緒で借り入れしたいと思っているので、在籍確認がされないのはありがたいですよね。
ただし、ローンカードを申し込んだ場合は発行に時間がかかることもあるので、早く発行して欲しい場合は電話で問い合わせてみることも必要です。
カードローンでより早く融資を受けるのにするべき事
カードローンで少しでも早く借り入れしたいなら、必要な書類を用意することはもちろんですが、それ以外にも準備して
おくことで、より早く借り入れができるようになります。
銀行の口座を作っておく
銀行カードローンを利用するなら、必ず銀行口座が必要になり、ほとんどの場合が借り入れする銀行の口座を使って融資や返済することになります。
他の銀行でもOKの銀行カードローンもありますが、その場合は手数料がかかったり時間がかかるなどのリスクがあるので、融資を受けたい銀行の口座を作るのがおすすめです。
ネットからも利用できるように会員になっておく
ネットバンキングや、カードローン会社の公式サイトの会員になれば、自宅に不要な郵便物が届くのを阻止できるだけではなく、お得な情報なども得る事ができるので、利用したいと思う金融会社や銀行の公式サイトにいつでもログインできる状態にしておくことも必要です。
申し込みも公式サイトからするのが融資を受ける為にも一番の近道と言えましょう。
ローンカードが必要なら無人機で契約する
インターネットで契約するのに不安を感じるなら、無人機で契約するのも時間短縮になります。
無人機で契約すれば、その場でローンカードを発行してくれます。
カードローンの即日融資が不可能な時に代わるものは?
カードローンを申し込んで即日融資ができないばあい、クレジットカードにキャッシング枠があれば枠の範囲内で借り入れができます。
複数枚のクレジットカードがあれば、その分だけ借りいれができますが必ず金利がつくので、むやみにキャッシングするのは止めましょう。
クレジットカードのキャッシングの金利は、100万円以下なら18%と銀行ローン並みです。
しかし、ショッピング枠(一括返済なら)で金利が0の事を考えると、やはキャッシングはとても効率が悪く感じます。
カードローンの即日融資の金利は?
カードローンは即日融資だからと金利が高くなることはありません。
銀行カードローンでだいたい1.6%~18.0%、消費者金融カードローンでだいたい3.0%~20.0%で、初めてで100万円以下の場合は最高の金利と思っていて良いでしょう。
金利は、借入額が多い場合や、借入期間が長くなるにつれて下がっていくものなので、最初から最安の金利で計算をしていると大きな誤算となり返済が苦しくなるので、覚えておきましょう。
ただし、専業主婦が新規で申し込んだ場合は、総量規制の対象ではない銀行カードローンのみで、銀行カードローンは即日融資ができないため、現状では即日融資をしてくれるサービスはありません。
その場合は、持っているクレジットカードのキャッシング枠を利用するという方法もあります。