過去に何らかの金融事故を起こしてしまいブラックリストに載ってしまった主婦が、急遽お金が必要になってカードローンを利用したい事もありますよね。
そもそも、ブラックリストとは何が原因で登録され、登録期間はどれくらいなのか知らない人も多いです。
ここでは、ブラックリストに載ってしまう理由と、ブラックリストに載ってしまった主婦ができる事、するべき事について説明します。
ブラックとは?
金融会社のブラックリストに載るとはどういう事が原因なのか意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
うっかりやってしまったことでブラックリストに登録されてしまい、最大で10年間もクレジットカードやローンを利用できなくなることがあります。
そんな事にならないためにも、ブラックリストになってしまう原因をちゃんと理解してから、クレジットカードやカードローンを利用しましょう。
ブラックリストに載る原因6件
- 自己破産、任意整理、個人再生などの債務整理をした
- 保証会社による代理返済をした
- カードローン、クレジットカード、携帯電話の返済を延滞した
- 過去にクレジットカードの強制解約を受けたことがある
- クレジットカードの短期解約を何度も行った
- 61日以上の滞納がある
ブラックの登録期間
ブラックリストに載る期間は永久ではなく期限があります。
その期限が過ぎればブラックリストからは抹消されて再びカードローンやクレジットカードを利用することができます。
JICC | カードローンやクレジットカードの申込み情報は6か月 それ以外の情報は5年 |
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CIC | 申し込み情報は6か月 それ以外の情報は5年 |
KSC | 申込情報は6か月 自己破産などの情報は10年 それ以外の情報は5年 |
携帯電話 | docomoが90日間 auとソフトバンクが180日間 |
ただし、全て返済が完了するまではブラックリストからは抹消されませんし、社内ブラックの登録は永久に保管されるため、同じ金融会社を利用することはできなくなります。
かなりリスクの高いブラックリストですが、自分で登録を抹消することは当然ですができません。
ブラックリストに載らないためには、支払いを延滞せずに返済するだけのことです。
消費者金融会社、信販会社、保証会社なの信用情報が登録されている個人信用情報機関。
消費者金融会社、銀行、信販会社などのクレジットカード申込み者の情報、契約情報、返済情報が登録されている。
銀行が照会する個人信用情報機関で「全国銀行個人信用情報センター」というもの。
全国の銀行、信用金庫、信用組合、農協での利用状況が登録されている。
ブラックの専業主婦はカードローンに申し込める?
一度ブラックリストに登録されてしまうと、一生カードローンの審査には通らないというわけではありません。
確かに、ブラックリスト入りしてない人よりは通りにくくなりますが、大切なのは返済能力の有無です。
ブラックリストに載った経験があっても、これからは必ず返済して行けるだけの収入や能力があれば、十分に審査には通過できる可能性はあります。
ただし、ブラックで専業主婦の場合は本人の収入が無いのでカードローンを申し込んでもほぼ間違いなく審査には通りません。
ブラックの専業主婦がカードローンを再び利用する方法
専業主婦はブラックになってしまったら絶対にカードローンを利用できないのか?と言えば、必ずしもそうではありません。
つまり「専業主婦である限り、本人が申し込んでも審査には通らない」という意味で、本人以外の家族の名義、あるいは本人の収入が見込めれば審査に通る可能性はあります。
ただし、確実というわけではありませんし、万が一不正などがバレたときは一括で返済というリスクもあることを自己責任として受け入れる必要があります。
夫にカードローンを申し込んでもらう
自分がブラックだからと言って、家族全員がブラックというわけではないので、夫がブラックでなければ夫の名義でカードローンに申し込めて、審査にも通る可能性があります。
その場合は、妻がブラックだから審査に不利かと言えばそうではなく、あくまでも申込者本人で審査されます。
ただし、必ず申込者である夫本人から申し込む必要があり、在籍確認も夫の職場にいくため、夫に内緒でカードローンを利用することは不可能です。
この方法は、あくまでも夫の理解を得て、夫のカードローンを利用させてもらうということになります。
パートに行って安定した収入を得て中小の金融会社を利用する
ブラックの主婦で、どうしても家族に内緒でカードローンを利用したい場合、パートなどをして少額でも安定した収入を得ることで、カードローンの審査に通る可能性もあります。
大手の金融会社や銀行は審査に通りませんが、大手の金融会社とは違うその会社独自の審査方法を取り入れている中小の消費者金融なら、ブラックの主婦でも毎月安定した収入があれば融資をしてくれるところもあります。
ただし、その場合に融資してくれる金額は通常のカードローンよりは少なめと思っていた方が良いでしょう。
カードローンを利用したいがために絶対にしてはいけないこと
本当にお金が必要なのにブラックだと利用できるカードローンは限られてきます。
どうしても必要だからと、ついやってしまいがちなことと、そのリスクについて説明します。
軽い気持ちでやってしまったことが、これからの人生を狂わすことにもなるので、絶対にしてはいけません!
嘘の申告をする
どうしても審査に通りたくて、つい虚偽の申請をしたくなりますが、嘘は絶対にバレるので正直に記載しましょう。
JICCやKSCには、過去のカードローンの利用状況やブラックの情報など全てが残っています。
残念ですが、ブラックというのは完全に信用を失っている状態なので、抹消されるまでは自分の名前でローンは利用できないという覚悟でいなけれななりません。
それほど「お金を借りたら期日中に返済する」ということは大切なことなんです。
夫に内緒で夫の名義のカードローンを申し込む
夫と言えども他人ですから、許可を得ずに勝手に名前を利用して申し込むのは絶対にやってはいけないことです。
これが許されてしまうと大変なことになってしまうため、金融会社でも厳しく取り締まっています。
万が一バレてしまうと、夫もブラックリストに登録されてしまう可能性もあり、そうなると、カードローンだけではなくあらゆるローンの利用が出来なくなってしまうので絶対にやめましょう。
闇金の金融会社を利用する
銀行や大手の金融会社、中小の金融会社でも審査に通らないからといって、闇金の金融会社に頼るのは絶対にやめましょう。
よく「無審査」や「誰でも借りれる」とうたっているのは闇金業者と思って良いでしょう!
そもそも、お金を借りるのに無審査のものは無いので、カードローンに限らず「無審査」という文字があったら手を出してはいけません。
ブラックの専業主婦が、どこのカードローンも利用できない時はどうするべき?
ブラックになってしまったら、抹消されるまではローンに頼らず仕事をして自分の収入得ることをお勧めします。
パートに行って安定した収入を得る事ができれば、少しでも生活にゆとりができます。
体が弱くて働きに行けない方や、子どもがいたり親の介護などでどうしても家を空けられないなら、今なら条件の良い内職も色々とあり、今までの経験を生かした仕事などもネットを探せば色々とでてきます。
まずは、少額の収入でも良いので自分のできる仕事から始めてみませんか。
最初はなかなか思ったほどの収入にならないかもしれませんが、少しずつでもやれば確実に収入が伸びてくるので、ローンの事は忘れて自分の収入を得る事に目を向けてみましょう。
ネットで仕事を探して在宅で仕事をするなら、家族に内緒にしたい方でも十分に可能です。
実際、夫に内緒でネットビジネスで稼いでいる主婦もたくさんいます。