カードローンの即日返済とは、借り入れしたお金をその日のうちに全額返済することを言います。
金利は金融会社によって違いますが、初めてカードローンを利用する際は15~18%と高めですが、即日返済は1日としてカウントされないため、金利に関係なく無利息で利用することができます。
給料日の前日や、旅先などで一時的にお金が必要になった時などに便利なサービスです。
このページでは、カードローンの即日返済をする際のメリットデメリット、即日返済時に注意すべき点について説明します。
カードローンの利息
カードローンの金利は、金融会社によって違いますが、初めて利用する場合は高めに設定されているため、100万円以内の借り入れなら、最高金利(15~18%)と思っていて良いでしょう。
利息の計算方法は、こちらの計算式を参考にしてください。
借り入れ額×金利÷365日×借り入れ日数
カードローンで借り入れして即日返済をした場合「借り入れ日数」が0になるので、金利がどんなに高くても0です!
即日返済に関しては、民法第140条でも認められているので、こちらも参考にしてください。
期間の起算で、日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は、算入しない。
ただし、その期間が午前零時から始まるときは、この限りでない。
つまり、カードローンの利息は1日目から計算することになります。
カードローンの即日返済に注意すべきこと
せっかく無利息で即日返済をしても、振り込み手数料がかってしまってお得感を感じられないこともあります。
無駄な手数料を払う事にならないよう、カードローンを選ぶ際の注意点や利用方法について説明していきます。
返済方法に注意
カードローンの返済方法は金融会社によっても違いますが、インターネット、ATM、窓口などがあります。
インターネット返済
手数料がかからず、土日もOK、24時間いつでも返済可能です。
自宅に居ながら誰にも会う事もなく公式WEBやアプリを利用してPCやスマホのアプリから支払いや借り入れができるので、即日返済をしたいのならインターネット返済がおすすめです。
自社ATM
大手消費者金融のプロミス、アコム、アイフルは、自動契約機に併設の自社ATMを持っていて手数料無料で利用できます。
24時間利用できるわけではなく利用時間は金融会社によって違います。
提携ATM
銀行やコンビニのATMを使って即日返済ができる金融会社もありますが、手数料が無料か有料かという点は必ずチェックしましょう。
手数料有料の場合は取引金額によって手数料が違います。
- 1万円未満の取引の場合の手数料は、110円
- 1万円以上の取引の場合の手数料は、220円
店舗窓口
手数料無料で返済できますが、営業時間は平日9:30~18:00の所がほとんどで、スタッフと相談できるというメリットがあります。
インターネットバンキング
インターネットバンキングのある金融会社なら、場所や時間を選ばずに返済できます。
PCやスマホからも振り込めますが、振込先の金融機関と自分の利用する金融機関が違う場合は受付時間が違う事があるので注意が必要です。
返済のタイミングに注意
即日返済というと24時間以内に返済すればOKと思いがちですが、その日の営業時間内に返済することが条件になります。
従って、実際の時間は8時間ほどと思っていた方が良いでしょう。
金融会社によっては、営業時間後の返済は翌日扱いになることもあるので、即日返済を利用する際に、利用する金融会社に確認をすることが必要です。
9:30くらいに借り入れして18:00くらいまでに返済すれば、間違いなく即日返済で無利息になります。
即日返済は全額でなくてもお得
即日返済で全額を返済するのが難しいなら、全額ではなく一部を返済して残りを後日に返済することも可能です。
例えば、10万円借入して3万円を即日返済して、残りの7万円を翌日以降や、通常通り翌月に返済することもできます。
その場合は、即日返済した3万円分の金利はかかりませんが、残りの7万円には日数分の利息が付きます。
それでも10万円分の利息よりもずっとお得なので、返済が可能なら少しでも即日返済して、次回に返済する際の利息を減らすことをおすすめします。
カードローン即日返済のメリットとデメリット
カードローンを利用するということは「借金を持つ」という事になり、完済するまで返済していかなければなりません。
簡単にお金が借りられる事に、気持ちも大きくなって「ちょっとだけ」のつもりが、気がついたら莫大な借金になってしまうことも少なくありません。
家族に内緒で借り入れしている主婦も多く、最近は家族や職場に知られないように郵便物を自宅に送らないなどの配慮をしてくれる金融会社も増えましたが、いつどこから家族や職場に知られるかもしれないという不安は拭い去れません。
即日返済のメリットは、借金を持つこともなく無駄な利息を払わなくでも良いことです。
デメリットは、借り入れしたその日に返済をしなければ翌日から利息が付いてしまうので、すぐにお金を用意をしなければならないということです。
借り入れたその日のうちに返済をするのは、現実的に難しいという人も多いのではないでしょうか。
即日返済よりもお得なサービス
即日返済は無利息と言っても現実的に考えると、給料日や臨時収入があると分かっている日でもなければ難しいですよね。
それなら無理して即日返済にしなくても、金融会社によって「〇日無利息」というサービスがあるので上手く利用すれば、急いでお金の工面をする必要もありません。
無利息サービスのほとんどは、申し込みをした月だけのサービスにしている金融会社が多いですが、せっかくですから上手くタイミングを合わせて申し込んでみてはどうでしょうか?
会社名 | 無利息期間 | 無利息期間開始 |
---|---|---|
プロミス | 30日間 | 初回借入日 |
アコム | 30日間 | 契約日の翌日 |
アイフル | 30日間 | 契約日の翌日 |
ノーローン | 1週間 | 完済の翌月以降の利用時 |
レイクALSA | 30日間or180日間 | 初回契約日の翌日から 5万円分までの借り入れなら180日間無利息 |
ジャパンネット銀行 | 30日間 | 何度借りても初回借入日 |
無利息期間を有効的に利用するなら、申し込みのタイミングは、審査の時間も考えてお金が必要になる3日前くらいが理想的です。
即日返済が難しい時は、翌日以降の返済や繰り上げ返済も検討
即日返済は利息がかからないのでお得ですが、無理をしてその後の生活に支障が出てしまっては意味がありません。
翌日以降に返済をする場合、利息は借り入れ日数で決まるので、お金の都合が出来次第繰り上げ返済をしていくのも利息を抑える方法のひとつです。
無利息の即日返済と比べると日数分の利息が付きますが、少しでも返済を早めればそれだけ早く借金も減らせるので、生活に支障をきたさないように返済をしていきましょう。
即日返済が無理で翌日以降に返済するならアコムがお得
即日返済なら無条件で無利息になりますが、消費者金融のアコムなら翌日以降の返済でも無利息にできる方法があります。
アコムはATMで完済する際に1,000円以下の利息は「無利息残高」として利息や手数料も付かず支払期限もありません。
つまり、1,000円未満の利息は返済義務が無く実質無利息です。
どのくらいの日数かは借り入れた金額や金利によっても違うので一概に「〇日までは大丈夫」と言えませんが、最高金利18%で10万円を借り入れた場合でも、15日前後でも利息が1,000円を超えることはありません。
アコムはコンビニATMを手数料無料で利用でき、銀行閉店後も利用できるので即日返済をする際にも便利です。
翌日以降の返済で利息分を無料にしたいのなら、アコムを利用してATMで返済するのが条件です!
インターネットで支払うと「無利息残高」になりませんので、ご注意ください。